熱中症にご注意ください!!
熱中症は「FIRE」で防ぐ!
当局では今年度、
【熱中症は「FIRE」で防ぐ!】
をキーワードに熱中症予防に取り組んでいます。
上越地域消防局公式YouTubeチャンネルでは「熱中症予防」について特集した動画を公開しております。
熱中症にご注意を!
これからの季節は気温や湿度が上昇し、熱中症で搬送される人が増えてきます。
上越地域消防管内における平成30年中の熱中症疑いによる搬送人員は135人で
そのうち65歳以上の高齢者が59人と全体の4割以上を占めています。
発生場所は住居(自宅など)が48人と最多で、屋内での発生も少なくありません。
正しい知識を知って、熱中症を予防しましょう!
●気温や湿度に注意しましょう
最高気温が25℃以上、特に30℃を超える日、
また、気温が高くなくても、湿度が80%以上あるときも注意しましょう。
※熱中症は真夏だけでなく、急に暑くなった日や梅雨明け直後など、
暑さに体が慣れていない時期にも注意が必要です。
●直射日光や地面の照り返し
晴れた日は、直射日光や地面からの照り返しが熱中症のリスクを高めます。
アスファルトやコンクリートの照り返しに注意しましょう。
特に子供は身長が低いため、照り返しの影響を受けやすいと言われ、
また、ベビーカーも地面からの位置が低く、注意が必要です。
※涼しい服装を選び、帽子や日傘の利用、保冷剤などの使用が効果的です。
・日中の気温の高い時間帯の運動や農作業は極力避けましょう。
・風通しの悪い屋内での運動やビニールハウス等の施設内での作業も
高温多湿となりやすいため、注意が必要です。
・寝不足や風気味など体調が悪い時の無理は、禁物です!
・お子さんや高齢者の方は、体温の調節機能が十分ではないため、
特に注意しましょう。
・家族や周囲の人が日頃から気を配り、涼しく過ごす環境に配慮しましょう。
※車内での熱中症にご注意を!!
真夏の車内は短時間に一気に上昇します。
絶対に子供だけを残して車を離れないでください!!
・熱中症は日中の炎天下だけでなく、室内や夜間にも発生しています。
・部屋の温度をこまめにチェックしましょう。
・エアコンや扇風機を上手に使い、風通しにも気を配りましょう。
●こまめな水分補給と体調管理を
・気温や湿度に注意し、のどが渇いていなくても、
意識してこまめに水分や塩分をとりましょう。
・食事に気を付けて、十分な睡眠をとり、日頃から体調を整えましょう。
・Ⅰ 度 めまい、立ちくらみ、筋肉痛(こむら返り)、汗がとまらない など
・Ⅱ 度 頭が痛い、吐き気、体がだるい など
・Ⅲ 度 意識がない、呼びかけに対し返事がおかしい、けいれん(ひきつけ)
高体温 など
※症状が軽いと思っても 早めに医療機関を受診することが大切です。
意識状態がおかしい、自分で水分が取れないなどのときは、
すぐに119番に通報して、救急車を要請しましょう!!
●熱中症の応急手当
1 救急車を呼ぶ
・呼びかけても応えない、自力で水分がとれない場合などは躊躇せずに119番通報をしましょう。
・救急車が到着するまで、目を離すことなく、応急手当をはじめてください。
2 涼しい場所へ移動
・風通しの良い日陰や、可能なら冷房の効いた室内などに避難させましょう。
3 服をゆるめて、体を冷やす
・上着などを脱がし、ベルトやネクタイ、下着などをゆるめて風通しをよくしましょう。
・両側の脇の下、首すじ、太ももの付け根などを冷やすと効果的です。
・飲めるようであれば、水分をこまめに取らせましょう。
※意識状態が悪い場合に無理に水分を取らせることは、誤嚥の危険があります。
総務省消防庁熱中症啓発ビデオ(総務省消防庁HP)
☀熱中症を予防して、楽しい夏を過ごしましょう☀
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消防防災課救急室 ・環境省熱中症情報サイト
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Fax 025-525-1191